10月の「ルーサイト・マーケットin ISETAN」は伊勢丹の内装工事に伴い、(いつもの隣の)特選和食器のコーナーで今月21日まで開催しています。例年に比べ、間口は狭いのですが、その分じっくりご覧いただけます。

明治九谷の母子像は長いこと産院で、多くの親子を励ましてきました。その前には中国・清朝の金銅獅子が厄を寄せ付けないように立ち塞がってます。

恒例の狩野進の盆や小箱など。その左には明治~昭和の蒔絵の椀。

奥に進むと、江戸、明治のお手頃な器が並ぶ。今回はスペースの関係で一度に出せないため、二週目からは大幅に器を変えて出す予定です。

そしてキュウピーが笑顔(ふくれっ面も!)でお出迎え。

一番奥には、こちらも必ず登場する、北欧陶磁器のコーナー。これを見て引力を感じる方は、2015年、1月14日~22日、柳橋のルーサイトギャラリ―で開催予定の「北欧陶磁コレクション展」へお出かけください。

もう一つの正面テーブルは明治の九谷焼できらびやかに。

中国・寿山石の布袋さまです。この貫禄を見習いたいです。

ヴィンブラッドのイヤープレートも今はまだ揃ってます。

深川製陶や香蘭社も昔のモノの方が美しいですね。

毎年楽しみにしている二階堂明弘展もすでに三日目。
今回の展示会で目玉だった楽の片口も二日目ですでに売り切れてしまいました。楽水指や盃にその片鱗をみることができます。
焼き締めた後、白土を塗り二度目に焼いた壺が正面でお出迎え。
10月3日まで開催しております。





益黒楽茶碗と楽水指




念願の中津川浩章氏の展示会を、昨日からスタートいたしました。
紫の抽象絵画の世界に入り込んで、森や水辺の中に佇んでください。







カレー展も残すところあと二日です!
最終日、26日の14時半からは二階が貸し切りになりますので、ご了承ください。





Cook Lab 迷羊舎 presents 夏とカレーとルーサイトの詳細を告知いたします。
カレーもいいけど、14名の個性あふれる作家たちの作品も見逃せません。
暑い時だからこそ、カレーでさらに汗を流し、ルーサイトギャラリーで唯一エアコンの利く部屋で作品展に見入って行ってください。
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第一部 8月4日(月)~8月8日(金)
第二部 8月18日(月)~8月26日(火)、
24日(日)はお休みとさせていただきます
11:00~18:00(カフェ12:00~17:00-L.O.16:00-)
26日(火)最終日のカフェは12:00~14:30-L.O.14:00-
夏にいろんなカレーを作ってみたら面白いだろうな。と思ったことから始まり。
沸々と湧き上がる夢や欲望や妄想をつなぎ合わせていくうち、 気が付いたら14人の作家達にご協力頂いて、迷羊舎、初のグループ展を開催することになりました。
夏のルーサイトで、楽しいひとときをお過ごしください。
出展者(あいうえお順)
斉藤朝子(手ぬぐい)、cerisier works(リース)、三森早苗(絵画、バック、フェルト小物)、森本真由(ジュエリー)、ぐりこーひー(珈琲)、MIWAKOBAKE(焼菓子)、迷羊舎(カレー)[展示協力:中田久美(Card)]
※第一部のみ参加
尾形かなみ(ガラス)、奥田早織(エプロン)、平厚志(陶器)、森田節子(ワイヤーアート)
※第二部のみ参加
小沢基晴(ガラス)、佐京督子(ワンピース、その他)、佐々木ひろこ(絵画)
※DMイラスト:キャタピラ工房
MIWAKOBAKE(焼菓子)

斉藤朝子(手ぬぐい)

奥田早織(エプロン)

佐京督子(ワンピース、その他)

森本真由(ジュエリー)

尾形かなみ(ガラス)

一年半かけて3人(金、堤、宮島)が韓国で集めた味のある李朝古民芸の数々。木工あり、石あり、陶磁器、紙、布あり。
すでに美術館でしか見られなくなった貴重なものもあります。









2年半ぶりの野田耕平絵画展が昨日より始まりました。
大雨洪水警報が出される中、いらしていただき、ありがとうございます。
今回は画用紙に描いたり、中心から始めて、上下に描いて行ったりと、新しい試みにチャレンジしています。
夏の軽井沢でも「野田直子・耕平姉弟展」でご覧いただけますが、今回の個展ではまとまった点数を観ていただけます。
12号で約3か月もかかる、氏の根気強さにいつも驚かされます。
ギャラリー内を見渡す。

雨が大好きな庭の紫陽花と。

ピンク、青両方とも厚手の画用紙にアクリルで描いています。

3枚並んで。

真ん中の絵の拡大。

奥の和室の床の間を臨む

和室の床の間の絵の拡大。まるで、無数の生き物が這っているようだ。

和室の2枚。土壁にもしっくり。

小さい作品は文机に置いて。

オープン直後にいらしたお客様から「まるで廃墟に花が咲いたようだ。」と、うれしいご感想をいただきました。
望月さんは昨年に比べ、色をたくさん使うようになりました。
今まで通りの白を基調とした作品も、和室や2階の漆喰の壁によく合います。
17日、18日、22日、23日、24日は在廊しますので、軽快な氏の作品をご覧にいらしてください。






ルーサイトギャラリー柳橋では春と秋の年2回、追分では8月末に十六夜キモノ展をやっていただいています。
昨年からはキモノトークcaféも年に数回催すようになり、内田みち子さんも絶好調です。
羽織り裏や襦袢に描かれた江戸庶民の日常生活…迫力ある牛や虎や龍…景行明美な風景画など、一枚一枚見ながら楽しいお話が聞けます。
キモノ展はその時に持ってきた全てのコレクションを自由にご覧いただけます。色や柄やテクスチャーの違いをどうぞお楽しみください。
龍村平蔵 漢錦萬歳文の帯と、小宮康考の着物。

手前が八重山ぐんぼう帯、真ん中が湯梅色本袋帯紬瓢鯰図。

着物が藤納戸銘生紬訪問着網干、右にかかっているのが白本袋帯名物裂荒磯。

真ん中はえび色紬帯型染都の夢、右は黒織帯段縞多色。

一番手前の、宮古上布蚊絣や、そのひとつ奥には鉄納戸江戸小紋飛ぶきつねなど。

今日から二週目に突入。会場の中を以前より落ち着いた色にまとめ、品ぞろえも渋いものを念頭に並べています。
今日は早速、渋い茶色の焼き締め香炉と錫の茶托が旅立ちました。

いいお椀を目上の方にお出しし、その方からセンスがいいと褒められたと、お客様より喜びの声をいただきました。
こういう時は道具屋冥利につきます。

売り場で春を感じて、伊藤ひろしさんのバッグを買って帰る人が多いのに驚かされます。

愛知県瀬戸市から小林敦氏に出ていただいてます。
最近は女性ファンが多くなりました。

男性のお客さんが立ち止ることが多い、狩野進も木工品コーナー。

今月22日まで伊勢丹新宿本店5階の和食器プロモーションのところで出展しています。
今日から伊勢丹全館挙げてのフランス展が始まりました。是非この機会にお出かけください。