ルーサイト シアター #03
ひとり語り芝居「高野聖」
原作:泉鏡花
脚色・演出・出演:鳥山昌克
「眉隠しの霊」「崑蒻本」「絵本の春」、泉鏡花の世界を演じ続け
てきた鳥山昌克が鏡花幻想小説の金字塔「高野聖」に挑む。
開演日程:
5月31日(金)―6月2日(日)
毎夕 19:00 開演
料金:3,000円(前売・当日共通)
会場:ルーサイトギャラリー 東京都台東区柳橋1-28-8
TEL : 03-5833-0936
URL : http://www.lucite-gallery.com
企画:米山明子・鳥山昌克
主催:ルーサイトギャラリー
共催:Myrtle Arts(マートルアーツ)
音響:シューヘイ
ナレーション:岩戸秀年
衣装:優花製作
宣伝美術:鳥山昌克(写真)・梶村ともみ(デザイン)
題字:千登勢
協力:トム・プロジェクト
ご予約
マートルアーツ
TEL : 03-6279-9688(10:00~17:00)
MAIL : arts@myrtle.co.jp
*ご予約は上記電話かメールにて、お名前、日時、枚数、ご連絡先をお知らせください。
*チケット料金は当日受付にてお支払い下さい。
*受付開始は開演の1時間前、開場は20分前になります。
*毎日14時から開演の10分前までは1階のカフェをご利用頂けます。
*開演直前は受付が混雑いたしますので、開演の10分前までには受付をお済ませ下さい。
作品概要
泉鏡花28歳の時の短編小説、幻想小説の名作であり、鏡花が作家としての地歩を築いた作品である。
1900年(明治33年)2月1日、春陽堂書店の文芸雑誌『新小説』第5年第3巻に掲載された。
若狭へ帰省する旅の車中で「私」は一人の中年の旅僧に出会い、越前から永平寺を訪ねる途中に敦賀に一泊するという旅僧と同行することとなった。旅僧の馴染みの宿に同宿した「私」は、夜の床で旅僧から不思議な怪奇譚を聞く。それはまだ旅僧(宗朝)が若い頃、行脚のため飛騨の山越えをしたときの体験談だった。
……
およそ人間が滅びるのは、地球のが破れて空から火が降るのでもなければ、大海が押被さるのでもない、飛騨国の樹林が蛭になるのが最初で、しまいには皆血と泥の中に筋の黒い虫が泳ぐ、それが代がわりの世界であろうと、ぼんやり。
鳥山昌克 プロフィール
トム・プロジェクト・所属俳優。主に、唐十郎、蜷川幸雄の舞台等に出演。「風のほこり」「盲導犬」(唐十郎)、「海辺のカフカ」「唐版 瀧の白糸」(蜷川幸雄)、「シング ア ソング」(日澤雄介)、「夏の夜の夢」(シェークスピア、松竹)等の他、ルーサイトギャラリーに於いて、ひとり語り芝居「眉隠しの霊」「菎蒻本」(泉鏡花)「楽屋」(清水邦夫)を演じている。
【ルーサイトカフェのご案内】
公演中の3日間は、1階ギャラリーをカフェスペースにして「高野聖」をイメージした誂えやメニューをお出し致します。
今回公演は、幽玄な雰囲気を味わって頂きたい為、公演は19:00〜になりますが、カフェは毎日14:00から開店致しております。
18時10分までにお越し頂いたお客様には優先的にお席をお取り致します。
ご観劇以外のお客様にもご利用頂けます。ご入場の際にはチケットの確認をさせて頂きます。