2年に1度の小林敦展。常に自分を限界まで追い詰め、既成概念をぶち壊していく小林敦氏。
初日から多くのファンがかけつけました。オブジェからティーカップに至るまで技術的にもより一層磨きがかかり、荒々しさの中にも細やかな心遣いがかんじられます。
1年で1番いい時期のルーサイトに是非…ひとときの安らぎを求めていらしてください。
手毬寿司を載せたいグランジキレツ皿。
赤い鶏頭と白の塔が玄関でお出迎え。
迫力のオブジェ花器、カラ大鉢。
大胆でそして繊細なティーカップ、一碗に小林氏の全てが感じとれます
偶然の産物の大変鉢。毎日使えるモダンアート。
赤い釉薬が美しいくずし片口。(左)
トルマリンの結晶からインスパイアされたトルマリン花器。
光の加減で変わるので1日見ていても見飽きない「クロノス」
器が発信する情報量の多さと暖かさからか、一度手にすると離せなくなる平茶碗。
ドローイングとクロノ塔。手前には赤雲窯変茶碗。
とげとげにこだわって、一つ一つ手作りしている河村さん。
九谷焼の伝統からは外れるかもしれませんが、どんどん大きさの違うとげとげを付けていって、その行きつく先が見てみたいと思いました。
また2年後に追分でやっていただけるとのこと。とげとげの増殖を楽しみにしています。
追分宿油屋で23日まで開催していた、中島完さんの展示会の模様です。
中島さんはとても器用で、茶入れにぴったりはまる蓋も作ります。今回は茶箱に入れて持ち歩ける道具類を作ってくれました。穴窯で焼いた、信楽風の茶碗はなかなかの出来です。
二階堂明弘氏の器は何と言っても空間を切り取るその線の美しさにあります。今年は新たに器に刻印を施すことにトライしました。
その執拗なまでの押し方は、縄文の祭器を想起させます。
明日が最終日になります。二階堂明弘氏も在廊しますので是非秋晴れの空の下、起こし下さい。
本日まで開催の内田みち子さんの「十六夜キモノ展番外編」はいつもの柳橋でのキモノ展に比べ、少量でしたが、質的にはとても充実していました。
いつものキモノ展ではお着物でビシッと決めているみち子さんも初日以外はラフな軽井沢ファッションで気軽に接客していました。
衣桁を使わず、ただ棚に置いてのディスプレイが返って新鮮に映りました。
実際に着物と帯の組み合わせを見せてくれるコーナーも嬉しい!
医療ケースの中は、(上から)宮古上布、八重山上布、越後上布・・・と魅力的な上布オンパレード。
次回、十六夜キモノ展は10月25日(金)、26日(土)、27日(日)と柳橋で開催します。
お気に入りの一枚に出会いにいらしてください。