金澤翔子さん(雅号:小蘭)は、多くの人に生きる勇気と、優しさを教えてくれ、NHK大河ドラマ「平清盛」題字を揮毫するなど大変活躍している女流書家です。
今回の展覧会は、2月に急遽ルーサイトでやらせていただけることになりました。
最終日が、ちょうど震災から丸一年ということもあり、何かのご縁を感じずにはいられません。
今回の展覧会を主催してくださっている、晶アートの大川原有重さんにはとても感謝しております。
ギャラリーのアプローチに掛けられた「祈り」の文字。
床の間の「一」は実際に近くでご覧になると、金澤翔子さんの息遣いが聞こえてきそうな迫力があります。
「金剛不壊」とは、志をかたく守って変えないことのたとえ。どんな困難も乗り越えてきた書家だからこそ書ける言葉のような気がします。
小学四年生(10歳)の時に普通学級の在籍は無理だと言われ、悲しみの中で泣きながら書いた般若心経。
搬入で梱包を解いた時、「風」がまさに吹き抜けたような錯覚を覚えました。
日当たりの良い2階の喫茶スペースに置かれたこの作品を眺めながら、お茶をする方が多くいらっしゃいます。
今回は入館料(500円)をお支払いいただくと、800円相当のパンフレットをお付けしております。
数に限りがございますので、お早めにご覧になりにいらしてください。
特設カフェでは、桜とお豆のプチタルトと、お飲み物(ブレンド珈琲か、水出しアイス珈琲か、りんごジュース)のセットを、500円で召し上がっていただけます。