毎年、寒くなると山田照子さんのニット展の時期になります。
山田さんは最初に素材(毛糸)選びからはじめます。
一人で年間50もの作品を仕上げるので暑い夏でもひたすら手を動かして、大体、常連のお客さま5人くらいの顔を思い浮かべて編んでいるそうです。
そして、不思議と思い浮かべて編んだ人のところに、それぞれの作品が収まるそうです。
毎年、お客様を驚かせるのが楽しみで、遊び心やひねりを加えています。
照子さんのニットは一見地味でも、着ると体型をきれいに見せてくれるのが多いです。
ニットはそれぞれの体系にフィットするので、是非ご試着して下さい。
西田信子さんの贅沢なバッグ展は今回一年半ぶりになります。
タイトルをあえて「贅沢な」としたのは、革のなめしかた(植物タンニンによる)、
染め、加工、縫製全てにおいて、贅沢に、丁寧に仕上げられているからです。
クラッチバッグ
帯のお太鼓に収まるので、お茶会のときに重宝します。(¥32000~)
箔+キャメル牛革ショルダーとキャメル牛革籠バッグ。
ショルダーは初日に売れました。
籠バックの両側部分はオーダーで別の色にも出来ます。(今からですと1月末頃の出来上がりになります)
牛革トートバッグがオークのテーブルに並びます。
注文でしたら、取っ手の色も選べ、サイズはS,M,L,長方形型から選べます。牛一頭分
の背中の部分を切らずに使っているので、強度もバツグン!
赤いバッグが綺麗!
トートのSとミニミニ ダークグリーンxレッド。
新シリーズのクローズアップの写真を2枚。
今回新しく「鱧(はも)の骨切りシリーズ」(西田さん命名)を加えたコレクッションを発表いたしました。
フィレンツェの革職人が一枚一枚に切れ目を入れて革に独特の表情を持たせていきます。
切れ目が深すぎると、バッグの強度に耐えられない革になってしまいます。
西田信子さんのホームページは、こちらになります。
12月の代官山の展示案内もありますので、ぜひご覧になってください。
http://www.nobuko-nishida.com/
絨毯展はルーサイトギャラリーで一番古い展示会です。
絨毯コレクターのモハンさんとは15年来のお付き合いをさせていただいてます。
先週末、神戸のモハンさんのお店(シェヘラザード)に行ってまいりました。
今年は特に小さなサイズのいいものに焦点を絞って集めたようで、
いい仕入れになっていました。
DMに使ったケルマンやビジャーなども小さくて力強いものです。
この他にもトルコやベルーチ、コリアイのいいものが入っていました。
小さいけど迫力のあるアンティークタブリーズ(0.86×0.6)、鶴と亀が合体した空想上の動物。
ジョザーン、ビジャー、マラヤー、サルーク、小さいプシュティの絨毯が並ぶ。
見方を丁寧に説くモハンさん。
お客様に説明する。モハンさんのアシスタントの木津川さん。
後ろにかかる青いシルク絨毯は、エスハギという作家によるもの。
ルーサイトを埋め尽くす部族の絨毯。
17日(水)の19:00までなので、絨毯ワールドにひたりにいらしてください。
伊勢丹展に出展し好評を博した小林敦さんの個展が、鎌倉の小町通り「白萩」(昔から知っている、古美術コレクター屋島さんのお店)で行われます。
新作の鉢や、お茶碗も面白いものが出ています。
11月20日から始まりますので、詳しくは白萩のホームページ(http://www.shirahagi.jp/)でご覧ください。