オープン直後にいらしたお客様から「まるで廃墟に花が咲いたようだ。」と、うれしいご感想をいただきました。
望月さんは昨年に比べ、色をたくさん使うようになりました。
今まで通りの白を基調とした作品も、和室や2階の漆喰の壁によく合います。
17日、18日、22日、23日、24日は在廊しますので、軽快な氏の作品をご覧にいらしてください。
ルーサイトギャラリー柳橋では春と秋の年2回、追分では8月末に十六夜キモノ展をやっていただいています。
昨年からはキモノトークcaféも年に数回催すようになり、内田みち子さんも絶好調です。
羽織り裏や襦袢に描かれた江戸庶民の日常生活…迫力ある牛や虎や龍…景行明美な風景画など、一枚一枚見ながら楽しいお話が聞けます。
キモノ展はその時に持ってきた全てのコレクションを自由にご覧いただけます。色や柄やテクスチャーの違いをどうぞお楽しみください。
龍村平蔵 漢錦萬歳文の帯と、小宮康考の着物。
手前が八重山ぐんぼう帯、真ん中が湯梅色本袋帯紬瓢鯰図。
着物が藤納戸銘生紬訪問着網干、右にかかっているのが白本袋帯名物裂荒磯。
真ん中はえび色紬帯型染都の夢、右は黒織帯段縞多色。
一番手前の、宮古上布蚊絣や、そのひとつ奥には鉄納戸江戸小紋飛ぶきつねなど。
5月1日発売の「眼の目」で毎年ルーサイトギャラリーで開催される古美術展示即売会「まどか」が取り上げられました。
茂木さんは人一倍好奇心が旺盛で、ものの云われを一つずつ聞いていらっしゃいました。
編集長の白洲信哉さんは、「東京にもまだこんないい所があるんだね~!」とルーサイトギャラリーを気に入ってくださいました。
こんな時は、地震のあとの修復作業の苦労なども吹っ飛びます。
エントロピーの法則に逆らって、モノや建物を元の状態に保つにはエネルギーを要しますが、同時に満足感も得られます。
それが自己満足の域を出なくても、ともに分かり合える人が一人でもいれば続けられる気がします。
それから、5月6日放映のテレビ朝日、「若大将の悠遊散歩」に出ることになりました。朝の9時55分~です。
今回はわたくし、米山が加山さんをご案内します。とても恥ずかしいのですが、お暇でしたらご覧くださいませ。