一年半かけて3人(金、堤、宮島)が韓国で集めた味のある李朝古民芸の数々。木工あり、石あり、陶磁器、紙、布あり。
すでに美術館でしか見られなくなった貴重なものもあります。
2年半ぶりの野田耕平絵画展が昨日より始まりました。
大雨洪水警報が出される中、いらしていただき、ありがとうございます。
今回は画用紙に描いたり、中心から始めて、上下に描いて行ったりと、新しい試みにチャレンジしています。
夏の軽井沢でも「野田直子・耕平姉弟展」でご覧いただけますが、今回の個展ではまとまった点数を観ていただけます。
12号で約3か月もかかる、氏の根気強さにいつも驚かされます。
ギャラリー内を見渡す。
雨が大好きな庭の紫陽花と。
ピンク、青両方とも厚手の画用紙にアクリルで描いています。
3枚並んで。
真ん中の絵の拡大。
奥の和室の床の間を臨む
和室の床の間の絵の拡大。まるで、無数の生き物が這っているようだ。
和室の2枚。土壁にもしっくり。
小さい作品は文机に置いて。
オープン直後にいらしたお客様から「まるで廃墟に花が咲いたようだ。」と、うれしいご感想をいただきました。
望月さんは昨年に比べ、色をたくさん使うようになりました。
今まで通りの白を基調とした作品も、和室や2階の漆喰の壁によく合います。
17日、18日、22日、23日、24日は在廊しますので、軽快な氏の作品をご覧にいらしてください。
ルーサイトギャラリー柳橋では春と秋の年2回、追分では8月末に十六夜キモノ展をやっていただいています。
昨年からはキモノトークcaféも年に数回催すようになり、内田みち子さんも絶好調です。
羽織り裏や襦袢に描かれた江戸庶民の日常生活…迫力ある牛や虎や龍…景行明美な風景画など、一枚一枚見ながら楽しいお話が聞けます。
キモノ展はその時に持ってきた全てのコレクションを自由にご覧いただけます。色や柄やテクスチャーの違いをどうぞお楽しみください。
龍村平蔵 漢錦萬歳文の帯と、小宮康考の着物。
手前が八重山ぐんぼう帯、真ん中が湯梅色本袋帯紬瓢鯰図。
着物が藤納戸銘生紬訪問着網干、右にかかっているのが白本袋帯名物裂荒磯。
真ん中はえび色紬帯型染都の夢、右は黒織帯段縞多色。
一番手前の、宮古上布蚊絣や、そのひとつ奥には鉄納戸江戸小紋飛ぶきつねなど。
今日から二週目に突入。会場の中を以前より落ち着いた色にまとめ、品ぞろえも渋いものを念頭に並べています。
今日は早速、渋い茶色の焼き締め香炉と錫の茶托が旅立ちました。
いいお椀を目上の方にお出しし、その方からセンスがいいと褒められたと、お客様より喜びの声をいただきました。
こういう時は道具屋冥利につきます。
売り場で春を感じて、伊藤ひろしさんのバッグを買って帰る人が多いのに驚かされます。
愛知県瀬戸市から小林敦氏に出ていただいてます。
最近は女性ファンが多くなりました。
男性のお客さんが立ち止ることが多い、狩野進も木工品コーナー。
今月22日まで伊勢丹新宿本店5階の和食器プロモーションのところで出展しています。
今日から伊勢丹全館挙げてのフランス展が始まりました。是非この機会にお出かけください。
消費税の引き上げなどの逆風の中、初めての春のlucite market in ISETANが始まりました。
5階フロアの工事に伴い、普段の三分の二以下しか並べられない中、思う以上のディスプレイができました。
ルーサイトギャラリ―を一番感じていただける展示になっております。
お近くにいらした際はぜひお立ち寄りくださいませ。
初日、9日の「ルーサイト・マーケットin伊勢丹」全景。
今回始めて岐阜県多治見市から出展している、中島完さんの野点て用の作品を並べる。
手前、塗り物コーナーから小林敦さん、そして奥に狩野進さんの展示を臨む。
前から見るとこんな感じ。
毎回はずせない北欧陶器。
手前、北欧コーナーから骨董の器を見渡して。
バックヤードは箱だらけ!
ようこそ5年目の「まどか」へ
1階「今出川」さん
「古美術川崎」さんのコーナー
和室「陣屋」さん
2階「高橋亮」さん
ルーサイトギャラリー
今日(30日)で無事2日間の会期を終えることができ、ありがとうございました。
来年も一同、見応えのある品ぞろえを目指していきますのでよろしくお願いいたしま
す。
大江さんの展示会で、また新しい釉薬が加わりました。
斑唐津のような、北欧陶磁器のような面白い色のぐい呑みやお茶碗が揃いました。
花器はいつもの丸いフォルムに加え、今回はツートーンのものが届きました。
大江さんの土鍋が初登場!
チョコチップ釉に加え、ツートーンのカップやお酒用ピッチャーがお目見え。
同じ釉薬で、左のぐい呑みはガス窯、右は電気窯で焼いています。こんなに違う焼
き上がりになるなんて・・・
右の茶色いお茶碗が今年のマイベスト。
長石釉で焼いた鉢やメシ碗。使っていくうちに貫入が入り、上の三点のように渋くなっていきます。
もちろん大江憲一といえば醤油差し。今年も健在です。
本日から「丸岡和吾展 Nyamuamidabutsu」を開催いたします。
「死」をテーマに作品作りをする丸岡和吾氏。
頭蓋骨の形をした実際に使えるお茶碗や盃、茶入や鉢が並びます。
「死」を不吉なものとしてでなく、日常に取り入れることで、逆に「生」へのはずみがつきます。
野焼きした30点ほどの新作も加わり、見応え十分なルーサイトでの初個展に是非お出かけくださいませ。
大腿骨は野焼した際にひびが入ってしまったそうだが、かえってそれがリアルさを出している。
前川多仁氏とのコラボした様々な仕覆。
刻印がカッコイイ、二階堂明弘氏とコラボしたぐい呑み。
丸岡和吾氏と個展一番乗りのお二人。
作品名は灰皿となっているが、香炉にも、また小鉢にもなる。
こういう兜をかぶっていた戦国武将もいた気がする。仙人シリーズ。
下の棚は仙骨のお皿と蓋物。上は磨いてある黒い茶碗。
様々な釉薬で焼かれた茶入れ。
大雪の降った日、林さんの展示会の初日を迎えました。
たいせつなひとの思い出を、さりげなく、毎日の生活の中に取り込んで欲しいという想いで、林さんが小さな厨子や舎利入れを作ってくれました。
クロス型の箱に故人の眼鏡や爪切りなどちょっとしたものを入れて、「お父さんの箱」としているという林さん。
木に様々な土を塗り、しっとりとした質感を出してます。
故人を弔う以外にも自分の大事な宝物入れに林さんの合子や箱をお使いください。
雪の積もった庭には鎌倉時代の五輪塔が佇んでいます。
土を掘った般若心経。
お花を飾った小さな厨子。
丸テーブルの上の球は鉄の珠に麻紐を巻きつけ、その上に土を塗ってます。
様々な形や色の舎利入れ。
展覧会全景。手前のクロス型の箱は本当に美しいです。