たいせつなひとをなくしたら 林友子展
大雪の降った日、林さんの展示会の初日を迎えました。
たいせつなひとの思い出を、さりげなく、毎日の生活の中に取り込んで欲しいという想いで、林さんが小さな厨子や舎利入れを作ってくれました。
クロス型の箱に故人の眼鏡や爪切りなどちょっとしたものを入れて、「お父さんの箱」としているという林さん。
木に様々な土を塗り、しっとりとした質感を出してます。
故人を弔う以外にも自分の大事な宝物入れに林さんの合子や箱をお使いください。
雪の積もった庭には鎌倉時代の五輪塔が佇んでいます。
土を掘った般若心経。
お花を飾った小さな厨子。
丸テーブルの上の球は鉄の珠に麻紐を巻きつけ、その上に土を塗ってます。
様々な形や色の舎利入れ。
展覧会全景。手前のクロス型の箱は本当に美しいです。