TITOSE「線の聲を聴く-古事記かたり-」
7月10日に、以前、ルーサイトギャラリーで企画展をしていただいた、TITOSEさんの展示会初日に行ってまいりました。
一、二階全部を使い、かなや漢字の書かれた布が何重にも巻かれ風にたなびいている景色は壮観で、あたかも文字に抱かれるような、不思議な体験でした。
今回は特にカタカナの美しさに惹かれました。
それはまるでシュメールの楔がた文字のような力強さを持っていて、見ている者に心地好いリズムを感じさせます。
書壇に属さないTITOSEさんだからこそ自由にカタカナで表現できたのだと思います。
ルーサイト追分店でも9月27日から10月1日まで展示をしてくださいます。
追分の自然の中でまた違ったTITOSE作品に出会えるのが今から楽しみです。
TITOSEさんのホームページ、展覧会の詳細はこちらから。
http://sen-titose.com/