10日から始まったルーサイトマーケットin ISETAN 「時を刻む器たち」展。
伊勢丹に出展させていただいて5年目。このプロモーションの場所では4年目。思った以上の好調な滑り出しで、売り場に立っていても疲れを感じないくらい楽しいです。
全景。右に北欧コーナー、左は使える骨董の器が並ぶ棚。
使える骨董の器たち。明治の色絵鉢に混じって昭和の深川の大根皿や香蘭社の湯呑も。
北欧コーナー。マニアックなモノが多い中、多くの人が見入っていきます。私はニンマリです。
今回特に気に入っている、ロイヤルコペンハーゲンのニールス・トーセン作、瓢箪型振り出しとクローバー型花器。両品ともニューヨークからの仕入れ。
作家コーナー。木工の狩野進や陶芸の小林敦、荒田耕治らの作品が並びます。
秋の夜長の酒宴はこんな?来週の水曜日にはここをガラッと変えるべく考え中。今週いらしてくださった方も是非また来週いらしてください。
昨年4月、益子で震災を免れた器たちで行った、二階堂明弘氏の初個展から早一年半。今回は今の二階堂氏の実力がふんだんに感じられる展示会になりました。
選ぶのが楽しい、並べきれない程の食器類。
深い海の中を思わせる茶碗は今回の氏の自信作。
初めて作った中国茶器は初日からなかなかの売れゆきです!
夏休み明け、第一弾企画は毎年私も楽しみにしている、「いにしえの祈り」展。
エジプト、ローマ、ペルシャなどの古代のビーズが羽原さんによって、モダンなジュエリーとしてよみがえりました。
内山貞和氏による古代コインをゴールドやシルバーをふんだんに使って加工したアクセサリー。
エジプトのファイアンスを使ったネックレスと、近世イランのタイル。
ローマのチェッカー紋のトンボ玉を使った贅沢なジュエリー。緻密な幾何学文様に当時のガラス工芸の技術の高さがうかがえます。
希少なコアガラスやモザイクガラスの容器片をそのまま生かした20kのリングをはじめ、ササン朝ペルシアのトンボ玉のおしゃれなリングもたくさんあります。
今日からカフェもオープンします。明日(9月9日)は特別に珈琲500円以上をご注文の方に無料で手相占いがつきます。
今年も川開き骨董市が始まりました。
今回は「ヨシミ」さんと「Doily」さんが新しく加わりました。今回、出店するのは。
「逢花(徳永)」
「ヨシミ」http://yoshiminoda.blogspot.jp/
「ロータス・ブルー(青蓮亭)」http://seirentei.exblog.jp/
「ATLAS」http://atlas-antiques.com/
「Doily」http://doily.exblog.jp/
「lucite gallery」http://lucite-gallery.com/
雨の降る中、気軽に使える食器類を買い求めに大勢いらっしゃいました。
カラフルなセルロイドの石鹸入れペンケース。
徳永さんと今回初参加のヨシミさんコーナー。
渋い鉄味のハサミや鍵。昔の着火マンもあります。
窓際のガラス器と色づいてきた庭の紫陽花。
すっかり明日の川開きの仕度が整いました。奥のシルエットはタオルを頭に巻いた徳さん。
1年に5日間だけの笑う月の庵。今年は川開き初日が七夕に重なります。
二人は人目を偲んで雲に隠れて会っています。
晴れた日の夜はスカイツリーのライトアップが川床から楽しめます。
大江さんの展示は、今回で6回目になります。
今回のテーマは「花」です。花入れ、壺、掛花、植木鉢などが並びます。
4つ並んだ花器は各18,900円。
朝、大江さんの友達のマルタさんが生けに来てくれました。
左の特大の植木鉢は直径60cmもあります。
ひとつひとつの表情の違う、チョコチップマグ。
瑠璃カップや織部マグの並ぶ棚。
使いやすそうな白磁の角皿やオーバル皿。
花器を囲むように織部の角皿。
ぐい呑み各種。
仕覆に入った手びねり茶碗。
雨の初日にも関わらず、8時すぎまで大勢で賑わいました。
焼き物を通じて集まった人達が、ルーサイトで交流している姿を見て嬉しく思います。
着物好きにはたまらない三日間がやってきました。
内田美智子セレクションの着物は、試着してみて初めて良さがわかります。
新緑の中お目当ての着物や帯を探しにいらしてください。
衣桁にかかるのは象牙色紬単衣丸文着物と、ハガキになった濃縹本袋帯瑞雲麒麟文。手前はえんじ織帯摩耶夫人。
手前は生紬単衣訪問着。
衣桁にかかる手前の帯は縹うろこ文葉文帯。
手前の帯は藍板締赤城紬帯
真ん中は象牙色綴帯水玉銀駒刺しゅう帯、手前は紺綴牡丹刺しゅう帯
半額コーナーもあります。
お気に入りがこの中で見つかればよし、見つからなくても今回は、すべてがお値打ち価格です。
一階でお抹茶セットなどもご用意してお待ちしております。
中場信次は、身体に着けることの出来る彫刻(Wearable sculpture)という考えのもとジュエリーを製作。
宝石や貝に躍動感あふれる彫刻をほどこしたカメオや、アルミや鉄などで作るファッション性の高いジュエリーをつくりだしています。
今回はルーサイトギャラリーでの久しぶりの展示となりました。
中場さんの作品は美しく、しかもユーモアにあふれていて、見ているだけで楽しくなります。
今日は搬入と初日、両方を一日にこなしましたが、梱包をとくごとに驚いたり、ときめいたりしていました。
スチールメッシュと、エポキシ樹脂で型どった黒い蛇の頭蓋骨。
アルミでできた指輪やブローチの草花たち。
左はアクリル樹脂でできた指輪”エンプティ ハウス”。
シルバーで出来た百合の指輪。
スポンジで作られている、ユーモアたっぷりなMOTOのキャラクターたち。
作品の作る過程など、詳しくは中場さんのブログまで。
http://work.s-nakaba.com/
昨日から始まりました、木工芸・漆展。
8年前に豊島 清・愛子夫妻も加わった漆3人展を催しました。
2年前に清さんが亡くなり、今回は8年ぶりの2人展となりました。
刳りものを得意とする、狩野進と、指物に定評のある市川正人。
東西二人の木工作家を1階、2階に別けて展示いたしました。
二人の作品の違いもご覧ください。
狩野進の黒柿掛ふ箱、桜椀など。
ぐい呑み各種。
木目が綺麗な桑八角盤。
狩野進の作る小物たち。
市川正人による囲炉裏風テーブル(欅・拭漆)。
合鹿椀(欅・日本産クロメ漆塗)
ケンポ梨 蜜蝋ワックス仕上げ 小抽斗、楓拭漆飾箱。
檜 手グロメ漆 小判二段弁当箱。
市川正人さんのブログに作っている過程が出ていますのでご覧ください
http://blog.goo.ne.jp/chikuma_2008
本日18時よりオープニングパーティーを催します。
近くにいらっしゃる方は、二日間煮込んだタンシチューを味見しにいらしてください。
本日は雨の中、大勢の方々におみえいただきました。出品者を代表して御礼申し上げます。
二日間のみの展示即売会ですが、明日の18時までやっておりますので、是非お越しください。
朝、横川志歩さんにいけていただいた、李朝白磁提灯壺。
陣屋の田中さんコーナー。
古美術川崎さんのコーナー
ルーサイトギャラリーのコーナー。
2階、高橋亮さんのコーナー。
2階、今出川さんの展示。
京都から楽しいものが並びます。
雨の庭、後ろの方に鎌倉時代の五輪塔がみえます。
金澤翔子さん(雅号:小蘭)は、多くの人に生きる勇気と、優しさを教えてくれ、NHK大河ドラマ「平清盛」題字を揮毫するなど大変活躍している女流書家です。
今回の展覧会は、2月に急遽ルーサイトでやらせていただけることになりました。
最終日が、ちょうど震災から丸一年ということもあり、何かのご縁を感じずにはいられません。
今回の展覧会を主催してくださっている、晶アートの大川原有重さんにはとても感謝しております。
ギャラリーのアプローチに掛けられた「祈り」の文字。
床の間の「一」は実際に近くでご覧になると、金澤翔子さんの息遣いが聞こえてきそうな迫力があります。
「金剛不壊」とは、志をかたく守って変えないことのたとえ。どんな困難も乗り越えてきた書家だからこそ書ける言葉のような気がします。
小学四年生(10歳)の時に普通学級の在籍は無理だと言われ、悲しみの中で泣きながら書いた般若心経。
搬入で梱包を解いた時、「風」がまさに吹き抜けたような錯覚を覚えました。
日当たりの良い2階の喫茶スペースに置かれたこの作品を眺めながら、お茶をする方が多くいらっしゃいます。
今回は入館料(500円)をお支払いいただくと、800円相当のパンフレットをお付けしております。
数に限りがございますので、お早めにご覧になりにいらしてください。
特設カフェでは、桜とお豆のプチタルトと、お飲み物(ブレンド珈琲か、水出しアイス珈琲か、りんごジュース)のセットを、500円で召し上がっていただけます。