ようやく念願かなって、小林敦さんの展示会を開くことが出来ました。
以前、鎌倉の白萩さんで見た、抽象絵画を粘土に閉じ込めたような、氏の力強い作品が忘れられず、いつかはルーサイトギャラリーで小林さんの個展を開きたいと思っていました。
いらっしゃいませ。
一階のギャラリー風景
大皿や花器など存在感のある焼き物が並ぶ二階
ひとつとして同じものがない茶碗
小さなぐい呑みもお茶碗に見えるくらい力強い
初日の夜、水晶を型どった花器たちが並ぶ
大勢の女性ファンに囲まれる作家(手前)
茶碗談議に花が咲く
正面、白磁の女体オブジェはドキッとするほどカッコいい!
小林ファンを虜にするキガプレート
25日、日曜日まで開催しております。秋の川風にあたりにいらしてください。
来年の秋は新しく移転した、鎌倉の「白萩」で開催するので是非お越し下さい。
http://www.shirahagi.jp/
ちょうど、一年前のAncient Eyesからブログをはじめました。試行錯誤しながら続けてきました。一番最初のブログを見ると、気負が感じられて恥ずかしいです。
これからも、ブログで展示会情報を発信していきますので、興味がありましたらお店の方に足をお運びください。
Ancient Eyesは今回で4回目です。掌に何個も乗りそうなほど小さなビーズや破片の中にさえ、古代人の感性がピリリとつまっている古代ガラス。その魅力をジュエリー作品の中でお楽しみください。
ローマ時代からササン朝ペルシアのモザイクガラスビーズを加工したシルバーやゴールドのリング。
ローマのモザイクガラスの18金とシルバーペンダント。緻密な幾何学文様に当時のガラス工芸の技術の高さがうかがえる。
ヘレニズム時代の容器をジュエリー加工したもの。(ヴァンホー作品)
ローマ時代の銀化ビーズ。
モレッティ社の1920年代のビンテージビーズ。
1900年初頭、ヴェネチアの美しいアヴェンチュリンビーズネックレス。
本日からのカフェの目玉は2種類のタルト(イチジクとカスタード)。まだ、暑いので今月はかき氷も召し上がっていただけます。和三盆で煮た自家製の小豆を使った宇治金時もご賞味ください。
川開き骨董市へようこそ。
奥でお客さんをお迎えする、ロータスブルーの渋谷さんと、ATLASの飯村さん。
それぞれ持ち寄った商品が、18世紀イギリスの大テーブルの上に並んでいます。
川開きは、厄落としのお祭りなので、皆さまに福をおわけしたく、お買い得品を揃えています。
ヨーロッパの陶器などが並ぶ、昭和の薬棚です。
初日限定だった、2階ビアガーデンの風景。
川開きの練習と称して、皆でビールをジョッキで頂きました。
明日からの本番の5日間、頑張ります。
大江憲一さんの個展も、今年で5年目になります。毎年、ルーサイトでの展示で、様々な実験をしてくれています。今年、新たに取り入れた蹴轆轤(けろくろ)で作った育つシリーズは、使うほどに枇杷色に変わっていきます。ぜひ、楽しんで育ててください。
今年のお茶碗、三種。右は小服椀。
今年はチョコチップ釉のポットとカップがお目見え。上の段は幸せの青い鳥の箸置き。
チョコチップ釉のカップが並ぶショーケース。
右は今回、一番大きな高さ42cmの花器。
釉薬の種類も形も様々な、茶入れ。
こんなに作風の違う4人の作家たちですが、それぞれにとても魅かれます。
この機会に好きな作家を見つけてください。
少し前まではしのぎの茶碗や湯呑が多かった大江憲一さん。来月からの展示会では、美濃系の味のある茶碗が登場します。
初期伊万里と同じ製法で作陶する小林敦さん。器をキャンバスに、抽象絵画を彷彿とさせるダイナミックな作風です。
現代の古田織部のような野田芳直さん。氏の作る茶碗の高台は他の作家の追随を許しません。
セット物以外は、ひとつとして同じ作品を作らない植松永次さん。形が浮かぶと、すぐに紙に下書きを書くそうです。
来月の6月25日~7月2日は大江憲一さん、
9月18日~9月25日は小林敦さん、
10月1日から10月8日は野田芳直さん、
植松さんは日付は未定ですが来年、それぞれ個展を開催します。
明日から記念すべき第20回目の十六夜キモノ展が始まります。
回を重ねて、ますますパワーアップする内田みち子さんの感性に触れにいらしてください。
今回の目玉。パリで仕入れた布で作った帯です。
絽の刺繍帯や、織帯、型染帯など、今回は帯が充実しています。
大島紬や、結城紬。奥の試着コーナーで、心ゆくまでご試着ください。
左から、龍村平蔵の帯、麻友禅の着物、宮古上布の着物、江戸裂麻の帯(今回のはがきの帯)。
震災を免れた器たちがこんなにありました。
制作年も数もバラバラですが、二階堂明弘の今までの集大成がここにあります。
私のお気に入り。
二階の酒器コーナー
cafe、オープニングパーティーは益子の桜の木の下で…
今日からはじまった、2日間だけの古美術展示即売会の「まどか」です。
古美術 加登、古美術 川崎、陣屋、金澤、今出川、ルーサイトギャラリーの6人の古美術業者がそれぞれの得意分野の品を持ち寄っていますので、見ごたえ十分です。
地震の後で、お客様がいらっしゃるかとても心配でしたが、オープンと同時に大勢いらしていただき、感謝、感謝です。
平安の常滑の壺に生けられた深紅の椿でお出迎え。
ルーサイトと、川崎さんとの古美術品が並ぶ1階。
古美術 川崎さんのコーナー。座辺に置いて楽しめるものを集めました。
2階の今出川さんのコーナー。
京都から楽しめる仏教美術を持ってきていただきました。
いつもと違い外からの光を遮断して美術品と向かい合って見ていただいています。
小品が集まったお楽しみコーナー。
李朝のお茶碗なども3,000円で置いてありました。
今回のブログで紹介できなかった、初出店の金澤さんや他の古美術業者の取扱品は、ご覧になりにいらしてください。
「空白の時間」展では、冬から始まり春、夏、秋とルーサイトの中を巡っていただきます。
1階に配した雪景色の4枚立ちと3枚立ちからなる襖は圧巻です。
群遊蜻蛉図
4枚繋がっている空の写真のパネルには、雲母摺り(きらずり)装飾加工という技法が施されています。
潮干狩り
隅田川沿いのテラスに飾った「潮干狩り」は川を借景にした楽しい仕掛けになっています。
今月21日(祝・月)まで開催しております。
ゆっくりお茶を飲みにいらしてください。
毎年、北欧展にいらっしゃる人が増えているので、仕入れのハードルが高くなってきました。
北欧では日本と違って、作家は職人としての最低限の技能を備えて初めて作家として認められるので、フォルムの美しいものが多いと思います。
その中でも、日本の茶道で茶器や茶碗として見立てられるものが手元に集まってきました。
ぜひ、ご覧になりにいらしてください。
Nils Thorsson(ニールス・トーセン 1898-1975)後期の作品DIANA SERIES(ダイアナシリーズ)の花器やふた物。豆皿なら6,000円、小皿は9,000円からご購入いただけます。
影絵になっているBjorn Wiinblad(ビョルン・ウィンブラッド 1918-2006)の白黒ポスターはレアもので、42,000円。
同じくWIINBLADのシーズンプレートは1枚12,600円。まん中の丸大鉢はデンマークのNYMOLLE(ニモル)窯のもので、26,250円です。
見立ての茶入れとして楽しめる、SAXBO(サクサボー)窯の花器たち。
手前からRORSTRAND(ロールストランド)窯のGunnar Nylund(グナ・ニールンド 1904-1989)や、SAXBO窯や、ARNE BANG(アネ・バーン 1901-1983)が並ぶギャラリー風景。
左から、SAXBO窯のSonne、ROYAL COPENHAGEN(ロイヤル・コペンハーゲン)窯のMelihe、Arne Bangの輪花椀。