明けましておめでとうございます。
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか。
2011年第一弾企画が本日から始まりました。
2006年12月に惜しまれつつ閉店した神楽坂の老舗喫茶店「巴有吾有(パウワウ)」が、期間限定で16日までルーサイトギャラリーで復活します。
同店は、アートギャラリーも兼ねた喫茶店として、35年間神楽坂で営業を続けてきました。
今回の企画は、当時のスタッフである宮川弘之さん、オーナーで陶芸家の林みちよさんによるグループ展です。
幻の珈琲を味わうことのできる貴重な一週間を、お見逃しなく。
今回の仕掛け人、ルーサイトギャラリーの喫茶の師匠の宮川さんです。
サイフォンでいれる、本格派珈琲。
心惹かれる、林みちよさんの銀釉の器たち。
益子で藍を薄めずに染めている、中村曙生さん。
鷲田和彦さんの60cmの緑釉大皿は圧巻です。
ハッ場の草木で染めた、西場貴子さんの絹のランチョンマットや、スカーフたち。
毎年、締めのこの時期は、私の古美術のコレクションを見ていただきます。
絨毯も、陶磁器も大切に集めてきたもので、
それぞれを引き立てあうような室礼にも気をつかいます。
南仏の鉄製十字架と、大江憲一作の大壺。
17世紀の刺繍、ローマンガラスのペンダント、珍しい偕楽園焼の向付。
チベットやモンゴルの、トルコ、ペルシャのアンティーク絨毯。
壁には18世紀のゴブラン織。
彫刻家、小渕俊夫さんの銀のアクセサリー。
来年の干支のうさぎは特にオススメです。
画家の三森早苗さんの、キーカバーやIDストラップ、草木染めのマフラー、ルームシューズ。
三森さん独特の色づかいが綺麗です。
クリスマス展は7時まで。
夜は幻想的なライトに見送られ…
2006年から2年に1度行ってきたおうち、も3度目になります。
年を追うごとに、参加者やお客様の子供たちの成長を見守ることができる貴重な展示会です。
いつものメンバーに加え、3回目の今年は五月女寛、川端健夫、chaaco、の3人が加わりました。
wanokashiの伊東聡子は、急病のため今回は残念ながら参加できませんでした。
楽しみにして頂いていた皆様には申し訳ないと、本人も話しております。
フクダカヨ
絵日記の中の面白場面をUNO風カードにしました。
2009年に出版された「よりみちの天才」も売れています。
大谷哲也
今回の売れ筋は鍋です。直火にかけることができるペタライトという原料が使われています。
大谷桃子
18枚の小皿いっぱいに蓮池を描きました。
呉須の美しさは写真では伝わらないので、ぜひ直にご覧になりにいらして下さい。
横川雅也
カフェテーブルと、カフェスツール。スツールは完全にテーブルの下に収納できます。
テーブルはオーダーメイドで、大きいものにもできます。
藤原純
来年の干支の招き卯たちです。
玄関でも特大の阿吽の獅子たちが出迎えてくれます。
川端健夫
お食い初めセットと、ベビー用のスプーンが売れています。
手作りのあたたかさが感じられる作品です。
五月女寛
小さな陶器の家が子供ならずとも、大人たちにも喜ばれています。
次の写真の花入れや鉢も五月女作品です。他にオブジェ作品もあります。
左のテーブルにはchaacoの靴下
寒いルーサイトギャラリーでは重宝する厚手の手編み靴下や、レッグウォーマー。
初日にベビー用の靴下が売り切れてしまいましたが、明日、再入荷します。
床の間の写真は入江英樹
初日には、10組の家族写真を無事撮り終えました。
紙焼き写真がそのまま付いている、「2011年イリエフォトカレンダー」は壁にかけるだけで部屋がぐっと暖かくなると評判です。
使い終わったら、写真をはずして額に入れて飾れます。
毎年、寒くなると山田照子さんのニット展の時期になります。
山田さんは最初に素材(毛糸)選びからはじめます。
一人で年間50もの作品を仕上げるので暑い夏でもひたすら手を動かして、大体、常連のお客さま5人くらいの顔を思い浮かべて編んでいるそうです。
そして、不思議と思い浮かべて編んだ人のところに、それぞれの作品が収まるそうです。
毎年、お客様を驚かせるのが楽しみで、遊び心やひねりを加えています。
照子さんのニットは一見地味でも、着ると体型をきれいに見せてくれるのが多いです。
ニットはそれぞれの体系にフィットするので、是非ご試着して下さい。
西田信子さんの贅沢なバッグ展は今回一年半ぶりになります。
タイトルをあえて「贅沢な」としたのは、革のなめしかた(植物タンニンによる)、
染め、加工、縫製全てにおいて、贅沢に、丁寧に仕上げられているからです。
クラッチバッグ
帯のお太鼓に収まるので、お茶会のときに重宝します。(¥32000~)
箔+キャメル牛革ショルダーとキャメル牛革籠バッグ。
ショルダーは初日に売れました。
籠バックの両側部分はオーダーで別の色にも出来ます。(今からですと1月末頃の出来上がりになります)
牛革トートバッグがオークのテーブルに並びます。
注文でしたら、取っ手の色も選べ、サイズはS,M,L,長方形型から選べます。牛一頭分
の背中の部分を切らずに使っているので、強度もバツグン!
赤いバッグが綺麗!
トートのSとミニミニ ダークグリーンxレッド。
新シリーズのクローズアップの写真を2枚。
今回新しく「鱧(はも)の骨切りシリーズ」(西田さん命名)を加えたコレクッションを発表いたしました。
フィレンツェの革職人が一枚一枚に切れ目を入れて革に独特の表情を持たせていきます。
切れ目が深すぎると、バッグの強度に耐えられない革になってしまいます。
西田信子さんのホームページは、こちらになります。
12月の代官山の展示案内もありますので、ぜひご覧になってください。
http://www.nobuko-nishida.com/
絨毯展はルーサイトギャラリーで一番古い展示会です。
絨毯コレクターのモハンさんとは15年来のお付き合いをさせていただいてます。
先週末、神戸のモハンさんのお店(シェヘラザード)に行ってまいりました。
今年は特に小さなサイズのいいものに焦点を絞って集めたようで、
いい仕入れになっていました。
DMに使ったケルマンやビジャーなども小さくて力強いものです。
この他にもトルコやベルーチ、コリアイのいいものが入っていました。
小さいけど迫力のあるアンティークタブリーズ(0.86×0.6)、鶴と亀が合体した空想上の動物。
ジョザーン、ビジャー、マラヤー、サルーク、小さいプシュティの絨毯が並ぶ。
見方を丁寧に説くモハンさん。
お客様に説明する。モハンさんのアシスタントの木津川さん。
後ろにかかる青いシルク絨毯は、エスハギという作家によるもの。
ルーサイトを埋め尽くす部族の絨毯。
17日(水)の19:00までなので、絨毯ワールドにひたりにいらしてください。
ルーサイトマーケット in ISETANも、いよいよ、残すところ23(土)~26日(火)の4日間となりました。
今回も商品のご紹介をさせていただきます。
北欧陶器のコレクションのコーナーです。
1920年代~60年代の一点物ばかりで、すでに閉窯している、サクスボー窯やパルシュウス窯は、今ではあまり見られなくなりました。
インドネシアのティモールや、ラオスの古い布を小さい座布団に仕立てたものです。
和骨董も、ギャラリーから毎日新しいものを持ってきています。
最終日まであとわずか、この機会をお見逃し無く!
おまたせいたしました。
一年に一度のルーサイト伊勢丹展が水曜より始まりました。
始まってから2日が経ちましたが、おかげさまで多くのお客様にいらしていただいています。
口径11cmのG.Bogelundの蓮紋茶碗です。旅茶碗にどうぞ。
戦前のブタさんです。いい面構えです。
今回の目玉のビヨン・ヴィンブラッドのコーナー
10月26日(火)まで、新宿伊勢丹の5階で出店しています。
是非、遊びにいらしてください。
年に二度、開催している内田美智子さんの十六夜キモノ展(秋は袷、春は絽や、単衣ものを中心に)。
2010年10月08日(金)~10月10日(日)まで、
時間は11:00~18:00(最終日16時まで)です。
女物の帯が並んだ、キモノ展風景。奥にある青い間道は私のお気に入り♪
今回は男物の袴や羽織、袷とのアンサンブルが超お買い得!!
中でも某家から出た上質の仙台平の袴が目玉です。
1階ギャラリースペースでは手描き友禅作家の中野スズミさんがオリジナルの帯上げや半衿を展示しています。
詳しくは彼女の、染もの 中野のHP(http://www.k3.dion.ne.jp/~nak)をご覧ください。
一階のカフェ風景。
お好きなお席へどうぞ。
ショーケースには北欧の茶碗が・・・
今月13日から新宿伊勢丹5階の和食器売り場に出店します。
今年で3年目ですが、毎年お客様とのいい出会いがたくさんあるので、楽しみです。
写真はデンマークのビヨン・ヴィンブラッドの器が積まれた準備風景。
1946~56年の間に作られたものがほとんどです。たまたま安く買えた今回の仕入れ。
お客様にお返しが出来るので嬉しいです。
たっちゃん、別名ルーサイトのマダムキラー。
大きな瞳に見つめられると幸せな気持ちになれます。
実際に体験なさりたい方は是非カフェのある日にお越しください。
三分の一の確率で出会えます。
ちなみに伊勢丹では会える頻度がかなり増えます。
小林 敦さんの新作がたくさん届きました。
氏の作品は飯碗でもお茶碗として使えます。
初期伊万里と同じ、生掛けの製法で釉薬を掛けるので、使えば使うほどいい味になります。
我が家でも毎日ご飯茶碗として使っています。特に混ぜご飯のときに真価を発揮します。
伊勢丹で実際にお手にとってご覧ください。