今年もモハンさんの絨毯展が始まりました。
21日は9時半より搬入を開始し、15時のスタートを待たずにお客様が見えてお気に入りの一枚を買っていかれました。不景気と騒がれる昨今、本当に嬉しい限りです。そして17時には毎年絨毯展には欠かせない常連が絨毯談義に花を咲かせました。
今年はオープン直前にモハンさんが犬の落し物を踏んでしまった話を、いつものモハンさんのユングの集団的無意識の話とかけて、みんなで大笑いしました。来年も「笑う門には福きたる」でいきたいですね。
今年のハガキにした、モダンなギャベの絨毯。

左は80年経つギャベの絨毯。紋様がデタラメに散らばっているところが魅力。右は中国のバオツーの絨毯。こちらは100年ほど前のアンティーク。

左下はとても珍しい白いナハバンの絨毯。サンプル用としてフルサイズの4分の1サイズで作られている。

ベルーチのお祈り用の絨毯が掛かったギャラリー風景。

モハンさんのワンマンショーに聞き入る絨毯好きの面々。

勇ましい褐色のライオン(?)や鳥たちで埋め尽くされたアフシャールの絨毯。

しっとりと大人の話で盛り上がったオープニング。床の間にはセネの絨毯。

シャープだったり、ユーモアがあったり…植松永次氏は毎回違うモノを創り出しています。
それなのに、遠くから見ても、それが植松作品だとわかるのは何故でしょう?
どうぞ、ゆったりと植松作品に触れにいらしてください。

二つの花器。デザイン的にもとても面白い。

今回の代表作、「刻」。

やはり掛け花入れとなる、「月おどる」とカラカラと音のする野焼き作品。

伊賀の白土で焼いた花瓶(中央)と野焼き花入(手前)。

二階では広々とゆっくり、お茶を飲みながらご覧いただけます。

二階中央に位置する巨大お結び(おにぎり)。

伊賀の白土で焼いた花瓶に鶏頭。

朝晩が寒く感じられる季節にちょうど秋の十六夜キモノ展がやってまいりました。
内田美智子セレクトの着物や帯は、なぜこの着物と帯が合うのか?最初はわかりません。
しかし、合ってしまうところが不思議です。
ちょうど今回は着物1、帯3の割合で写真を載せました。
一般的にひとつの着物に帯が三つあると着まわしができるというからです。
搬入が終わり、お客様に着ていただくのを待っている着物や帯たち。

小紋、お召、結城の着物が並ぶ

左は、えんじの色帯「イスラムの鳥」(龍村)、真ん中は白茶本袋帯 楽園、白有職帯。

真ん中は、灰爪綴帯 アールヌーボー。右は黒本袋帯 波に片輪紋。

左は茄子紺塩瀬帯 千鳥、中央は弁柄色有栖川文帯、右は濃緋槍梅に光悦寺垣塩瀬帯。

お持ちの着物に合わせた二つ目の帯は冒険して「アイボリー帯モンドリアン」なんていかがですか

来年、8月28日から9月2日まで追分の油屋で「十六夜キモノ展 番外編」を初めて催します。
こちらも乞うご期待ください。
ルーサイト・マーケットin伊勢丹の2週目はこう変わりました。

右は清水寺の見事な紅葉が描かれた九谷焼徳利。

売れたところから入れ代わっています。

料亭で使われていた30年から40年前の器。料理が映えます。

毎年好評のbeau coupのバッグたち。食器売場にもかかわらず、毎日売れてます。

23日までルーサイトは新宿伊勢丹にいます。10時から20時までやってますので是非お越しください。
10日から始まったルーサイトマーケットin ISETAN 「時を刻む器たち」展。
伊勢丹に出展させていただいて5年目。このプロモーションの場所では4年目。思った以上の好調な滑り出しで、売り場に立っていても疲れを感じないくらい楽しいです。

全景。右に北欧コーナー、左は使える骨董の器が並ぶ棚。

使える骨董の器たち。明治の色絵鉢に混じって昭和の深川の大根皿や香蘭社の湯呑も。

北欧コーナー。マニアックなモノが多い中、多くの人が見入っていきます。私はニンマリです。

今回特に気に入っている、ロイヤルコペンハーゲンのニールス・トーセン作、瓢箪型振り出しとクローバー型花器。両品ともニューヨークからの仕入れ。

作家コーナー。木工の狩野進や陶芸の小林敦、荒田耕治らの作品が並びます。

秋の夜長の酒宴はこんな?来週の水曜日にはここをガラッと変えるべく考え中。今週いらしてくださった方も是非また来週いらしてください。

昨年4月、益子で震災を免れた器たちで行った、二階堂明弘氏の初個展から早一年半。今回は今の二階堂氏の実力がふんだんに感じられる展示会になりました。
選ぶのが楽しい、並べきれない程の食器類。

深い海の中を思わせる茶碗は今回の氏の自信作。

初めて作った中国茶器は初日からなかなかの売れゆきです!

夏休み明け、第一弾企画は毎年私も楽しみにしている、「いにしえの祈り」展。
エジプト、ローマ、ペルシャなどの古代のビーズが羽原さんによって、モダンなジュエリーとしてよみがえりました。

内山貞和氏による古代コインをゴールドやシルバーをふんだんに使って加工したアクセサリー。

エジプトのファイアンスを使ったネックレスと、近世イランのタイル。

ローマのチェッカー紋のトンボ玉を使った贅沢なジュエリー。緻密な幾何学文様に当時のガラス工芸の技術の高さがうかがえます。

希少なコアガラスやモザイクガラスの容器片をそのまま生かした20kのリングをはじめ、ササン朝ペルシアのトンボ玉のおしゃれなリングもたくさんあります。

今日からカフェもオープンします。明日(9月9日)は特別に珈琲500円以上をご注文の方に無料で手相占いがつきます。
今年も川開き骨董市が始まりました。
今回は「ヨシミ」さんと「Doily」さんが新しく加わりました。今回、出店するのは。
「逢花(徳永)」
「ヨシミ」http://yoshiminoda.blogspot.jp/
「ロータス・ブルー(青蓮亭)」http://seirentei.exblog.jp/
「ATLAS」http://atlas-antiques.com/
「Doily」http://doily.exblog.jp/
「lucite gallery」http://lucite-gallery.com/
雨の降る中、気軽に使える食器類を買い求めに大勢いらっしゃいました。

カラフルなセルロイドの石鹸入れペンケース。

徳永さんと今回初参加のヨシミさんコーナー。
渋い鉄味のハサミや鍵。昔の着火マンもあります。

窓際のガラス器と色づいてきた庭の紫陽花。

すっかり明日の川開きの仕度が整いました。奥のシルエットはタオルを頭に巻いた徳さん。

1年に5日間だけの笑う月の庵。今年は川開き初日が七夕に重なります。
二人は人目を偲んで雲に隠れて会っています。

晴れた日の夜はスカイツリーのライトアップが川床から楽しめます。
大江さんの展示は、今回で6回目になります。
今回のテーマは「花」です。花入れ、壺、掛花、植木鉢などが並びます。
4つ並んだ花器は各18,900円。

朝、大江さんの友達のマルタさんが生けに来てくれました。
左の特大の植木鉢は直径60cmもあります。

ひとつひとつの表情の違う、チョコチップマグ。

瑠璃カップや織部マグの並ぶ棚。
使いやすそうな白磁の角皿やオーバル皿。

花器を囲むように織部の角皿。

ぐい呑み各種。

仕覆に入った手びねり茶碗。

雨の初日にも関わらず、8時すぎまで大勢で賑わいました。
焼き物を通じて集まった人達が、ルーサイトで交流している姿を見て嬉しく思います。
着物好きにはたまらない三日間がやってきました。
内田美智子セレクションの着物は、試着してみて初めて良さがわかります。
新緑の中お目当ての着物や帯を探しにいらしてください。
衣桁にかかるのは象牙色紬単衣丸文着物と、ハガキになった濃縹本袋帯瑞雲麒麟文。手前はえんじ織帯摩耶夫人。
手前は生紬単衣訪問着。

衣桁にかかる手前の帯は縹うろこ文葉文帯。
手前の帯は藍板締赤城紬帯

真ん中は象牙色綴帯水玉銀駒刺しゅう帯、手前は紺綴牡丹刺しゅう帯

半額コーナーもあります。
お気に入りがこの中で見つかればよし、見つからなくても今回は、すべてがお値打ち価格です。
一階でお抹茶セットなどもご用意してお待ちしております。