三輪洸旗の彫刻も絵画も同じ世界の延長線にある。夢の一場面のこそばゆいような、気だるさ。
そこにいつまでも留まりたいと思いながらも・・・でもまたいつでも戻れる安心感がある。




本日(10月14日)、油やで最終日を迎えた、並木麻美(mami)さんのコートやバッグたち。
手織りで紡ぐ麻美さんのコートは憧れのアイテムです。
写真では複雑な織りが写りませんが、mamiさんの作品は、ディテールにこだわって仕上げられます。
コートは一点一点、テイラーメイドでお身体に合わせて仕立てられます。



昨日から新宿伊勢丹5階で恒例のルーサイトマーケットーたのしく見立てる器たちーが始まりました。

おかげ様で初日から大勢おみえになりました。皆様、器を使う情景を思い浮かべながら、楽しそうに選んでいかれます。その姿を見てこちらがまた嬉しくなります。ハッピー連鎖はいいですね。

こちらも必ず登場する、北欧コーナー。最近は北欧の器を茶器に見立てることに抵抗がなくなってきたように思います。

伊勢丹でもお馴染みになった、狩野進の木工品コーナー。初日はルーサイトで漆教室をもつ、狩野氏が店頭で説明されてました。

苫米地正樹くん(三重・四日市)の器もルーサイトからは初めてです。手前の白黒の横長皿が秋刀魚にいいと旅立ちました。

松本良太くん(笠間市)は高校で美術を教える傍らオブジェや器を作陶してます。旧油屋旅館では来年で3年連続出てくれてます。

ボクーのbagはやはり人をハッピーにします!

ちょうど今しがたかかった虹のような色彩の三森早苗さんの絵やフェルト作品。
10月5日の土曜日13時からはフェルトのアクセサリーをつくるワークショップもあります。
暖かいフェルトのマフラーやルームシューズなど、毎日の生活のうるおいにおそばに置いてください。


2年に1度の小林敦展。常に自分を限界まで追い詰め、既成概念をぶち壊していく小林敦氏。
初日から多くのファンがかけつけました。オブジェからティーカップに至るまで技術的にもより一層磨きがかかり、荒々しさの中にも細やかな心遣いがかんじられます。
1年で1番いい時期のルーサイトに是非…ひとときの安らぎを求めていらしてください。
手毬寿司を載せたいグランジキレツ皿。

赤い鶏頭と白の塔が玄関でお出迎え。

迫力のオブジェ花器、カラ大鉢。

大胆でそして繊細なティーカップ、一碗に小林氏の全てが感じとれます

偶然の産物の大変鉢。毎日使えるモダンアート。

赤い釉薬が美しいくずし片口。(左)

トルマリンの結晶からインスパイアされたトルマリン花器。

光の加減で変わるので1日見ていても見飽きない「クロノス」

器が発信する情報量の多さと暖かさからか、一度手にすると離せなくなる平茶碗。

ドローイングとクロノ塔。手前には赤雲窯変茶碗。

とげとげにこだわって、一つ一つ手作りしている河村さん。
九谷焼の伝統からは外れるかもしれませんが、どんどん大きさの違うとげとげを付けていって、その行きつく先が見てみたいと思いました。
また2年後に追分でやっていただけるとのこと。とげとげの増殖を楽しみにしています。


追分宿油屋で23日まで開催していた、中島完さんの展示会の模様です。
中島さんはとても器用で、茶入れにぴったりはまる蓋も作ります。今回は茶箱に入れて持ち歩ける道具類を作ってくれました。穴窯で焼いた、信楽風の茶碗はなかなかの出来です。




二階堂明弘氏の器は何と言っても空間を切り取るその線の美しさにあります。今年は新たに器に刻印を施すことにトライしました。
その執拗なまでの押し方は、縄文の祭器を想起させます。
明日が最終日になります。二階堂明弘氏も在廊しますので是非秋晴れの空の下、起こし下さい。








本日まで開催の内田みち子さんの「十六夜キモノ展番外編」はいつもの柳橋でのキモノ展に比べ、少量でしたが、質的にはとても充実していました。
いつものキモノ展ではお着物でビシッと決めているみち子さんも初日以外はラフな軽井沢ファッションで気軽に接客していました。
衣桁を使わず、ただ棚に置いてのディスプレイが返って新鮮に映りました。
実際に着物と帯の組み合わせを見せてくれるコーナーも嬉しい!

医療ケースの中は、(上から)宮古上布、八重山上布、越後上布・・・と魅力的な上布オンパレード。

次回、十六夜キモノ展は10月25日(金)、26日(土)、27日(日)と柳橋で開催します。
お気に入りの一枚に出会いにいらしてください。

昨年の初個展の時と比べ、使える器が増えた松本亮太くん。
木の肌を模した器(題名Forest)や独自の釉薬を用いたカップ類や花器など、意欲的な作品が目立つ。
来年以降の成長が楽しみな陶芸家だ。



