今回は、隣に置いておきたかったり、使ってみたい器を気にして作ってみたそうです。
鈴木陽子さんは磁器に軽快な絵を描いてます。赤絵だったり、呉須だったり。
そして、昔の手法もよく勉強しています。そのせいか、どの器も極度に自己主張せず、他の器とも馴染むものばかりです。
次にどういう器を作ってくるか楽しみな作家の一人です。
川開き骨董市
今日から夏恒例の川開き骨董市が始まります。
今年は6の業者がブリキ、ガラス、陶器、洋服、Bag、塗りものなど多ジャンルのものをお祭価格で出店します。
『逢花(徳永)』
『ロータス・ブルー(青蓮亭)』
『ヨシミ』
『Doily』
『Coupe』
『lucite gallery』
今年からは骨董市がない(8日から12日)平日の5日間も18時からBARを開業していますので、BARに来がてらスタッフに声をかけて骨董市も覗けます。
川開きは予約制なので、平日のBARのご利用をお勧めいたします。詳しくはBARメニューをご覧ください。
大江憲一展
いつもルーサイトでの展示会を新しいことを試す「実験室」と位置づけてくれている大江憲一氏。
搬入が昨日の真夜中の12時過ぎまでかかる熱の入用。
今回も独特な釉薬の、カップやすり鉢、ピッチャーが、並びました。
黒とチョコチップ釉薬のすり鉢。
大江さんの定番の白磁醤油入れ。夏に並ぶと綺麗です。
小ぶりなお茶碗3点。茶籠にちょうどいい大きさです。
織部長皿はオードブルを長~く並べると素敵です。
お豆や南京豆、鳥などの新作箸置き。
テーブルディスプレイされた皿各種と醤油差し。
盃やショット杯各種。
これからオープニングパーティーを開催します。
毎年初夏のこの時期は低気圧とにらめっこしながらもオープニングで盛り上がってます。
sosorareru器たち 苫米地正樹 鈴木卓 富田啓之
ルーサイトが面白いと思う若手陶芸家の3人展です。 偶然、同じ年齢。 苫米地正樹(三重)、鈴木卓(群馬)、富田啓之(神奈川)。 35歳で今ノリにノッてます。
三重からの苫米地正樹さん。右下は青い球のオブジェ。
大中小の角皿はいろいろな取り合わせが楽しめます。
水色が綺麗な練り込手茶碗。
群馬からの鈴木卓さんは建築家志望だったこともありフォルムがとてもシャープです。
粉引茶碗(大小)も鈴木卓作。使っていくと、雨漏り手になる予感。
今回一番作品を揃えてくれた富田啓之さん。潔く形取られた皿類。菓子器にも面白い。
左下の桃色の茶碗は写真では出せない美しい色です。
富田さん独特のオブジェ。庭に転がすと遺跡のよう。
若手とベテランの違いは知名度と値段でしょうか。そのどちらもまだ低いのが今回の作家たちです。気に入った作品を今のうちにお求めいただき、それを作家とともに育てていくのも器好きの醍醐味です。
富田さん、苫米地さんはこのあと追分油屋のルーサイトギャラリーでも展示します。
富田啓之さんは、 6月20日から7月1日(6月25,26日は定休日)。苫米地正樹さんは7月3日から8日、7月6日には「簡単タタラでマグカップ」のワークショップもあります。