朝晩が寒く感じられる季節にちょうど秋の十六夜キモノ展がやってまいりました。
内田美智子セレクトの着物や帯は、なぜこの着物と帯が合うのか?最初はわかりません。
しかし、合ってしまうところが不思議です。
ちょうど今回は着物1、帯3の割合で写真を載せました。
一般的にひとつの着物に帯が三つあると着まわしができるというからです。
搬入が終わり、お客様に着ていただくのを待っている着物や帯たち。

小紋、お召、結城の着物が並ぶ

左は、えんじの色帯「イスラムの鳥」(龍村)、真ん中は白茶本袋帯 楽園、白有職帯。

真ん中は、灰爪綴帯 アールヌーボー。右は黒本袋帯 波に片輪紋。

左は茄子紺塩瀬帯 千鳥、中央は弁柄色有栖川文帯、右は濃緋槍梅に光悦寺垣塩瀬帯。

お持ちの着物に合わせた二つ目の帯は冒険して「アイボリー帯モンドリアン」なんていかがですか

来年、8月28日から9月2日まで追分の油屋で「十六夜キモノ展 番外編」を初めて催します。
こちらも乞うご期待ください。
ルーサイト・マーケットin伊勢丹の2週目はこう変わりました。

右は清水寺の見事な紅葉が描かれた九谷焼徳利。

売れたところから入れ代わっています。

料亭で使われていた30年から40年前の器。料理が映えます。

毎年好評のbeau coupのバッグたち。食器売場にもかかわらず、毎日売れてます。

23日までルーサイトは新宿伊勢丹にいます。10時から20時までやってますので是非お越しください。
10日から始まったルーサイトマーケットin ISETAN 「時を刻む器たち」展。
伊勢丹に出展させていただいて5年目。このプロモーションの場所では4年目。思った以上の好調な滑り出しで、売り場に立っていても疲れを感じないくらい楽しいです。

全景。右に北欧コーナー、左は使える骨董の器が並ぶ棚。

使える骨董の器たち。明治の色絵鉢に混じって昭和の深川の大根皿や香蘭社の湯呑も。

北欧コーナー。マニアックなモノが多い中、多くの人が見入っていきます。私はニンマリです。

今回特に気に入っている、ロイヤルコペンハーゲンのニールス・トーセン作、瓢箪型振り出しとクローバー型花器。両品ともニューヨークからの仕入れ。

作家コーナー。木工の狩野進や陶芸の小林敦、荒田耕治らの作品が並びます。

秋の夜長の酒宴はこんな?来週の水曜日にはここをガラッと変えるべく考え中。今週いらしてくださった方も是非また来週いらしてください。

昨年4月、益子で震災を免れた器たちで行った、二階堂明弘氏の初個展から早一年半。今回は今の二階堂氏の実力がふんだんに感じられる展示会になりました。
選ぶのが楽しい、並べきれない程の食器類。

深い海の中を思わせる茶碗は今回の氏の自信作。

初めて作った中国茶器は初日からなかなかの売れゆきです!

夏休み明け、第一弾企画は毎年私も楽しみにしている、「いにしえの祈り」展。
エジプト、ローマ、ペルシャなどの古代のビーズが羽原さんによって、モダンなジュエリーとしてよみがえりました。

内山貞和氏による古代コインをゴールドやシルバーをふんだんに使って加工したアクセサリー。

エジプトのファイアンスを使ったネックレスと、近世イランのタイル。

ローマのチェッカー紋のトンボ玉を使った贅沢なジュエリー。緻密な幾何学文様に当時のガラス工芸の技術の高さがうかがえます。

希少なコアガラスやモザイクガラスの容器片をそのまま生かした20kのリングをはじめ、ササン朝ペルシアのトンボ玉のおしゃれなリングもたくさんあります。

今日からカフェもオープンします。明日(9月9日)は特別に珈琲500円以上をご注文の方に無料で手相占いがつきます。
毎年柳橋のルーサイトギャラリーで大好評をいただいています、モハン・ミルチャンダニ氏のアンティーク絨毯展を、今年は追分店オープンに伴い、特別にお盆の12日間軽井沢町で開催していただきます。搬入の時からお客様が途切れず、避暑を兼ねていらしたモハンさんも嬉しい悲鳴をあげています。
絨毯展開催中は、営業しているお店も少ない平日も、油屋は楽しくなります。
8月11日(土)~22日(水)11:00~17:00 (会期中無休)追分宿油屋正面 ギャラリー「一進」にて
油屋の正面に建つ、ギャラリー「一進」。その60㎡程のスペースが絨毯で溢れまし
た。

手前二つは毎年数が少なくなってゆく、アンティークギャベの絨毯。

昨日の搬入風景

油屋の詳細はこちらのページからご覧いただけます。
http://www.aburaya-project.com/
7月22日は追分宿で江戸時代の人々の様子を再現した「馬子唄道中」がありました。

木曜日から日曜日は「猫町珈琲」さんが営業しているので、珈琲で一息つけます。右に掛かる絵は、平賀敬氏の大作。

「沙庭」での神林学さんの作品。優雅に油屋の中を飛んでいます。

「蝙蝠」内の佐藤比南子さんのインスタレーション。プレオープンの日はこの下で大人たちが盛り上がりました。

右手にルーサイトのショーウインドーが見えます。
この上の部屋に一泊¥5250(素泊まり・トイレ、シャワー別)で泊まれます。
まだ今年は試運転ですが、泊まりたい方はルーサイトまでご連絡ください。

毎日愛車で通ってます。行きはヨイヨイ帰りは怖い。帰りは1000メートル林道までひたすら登ります。

油屋の詳細はこちらのページからご覧いただけます。
http://www.aburaya-project.com/
8月22日から10月8日までは公募で選んだ作家たちの個展を順次催していきます。
日程、作家名を下記に記しますので、こちらも楽しみにしてらしてください。
8月22日~27日
野田耕平(絵画)
野田直子(陶)
ルーサイトで2回の個展を催している、野田耕平と姉の直子の姉弟初個展。
8月30日~9月3日
松本良太(陶)
雄大なクジラや動物たちののオブジェ。
9月6日~10日
高橋朋子(陶)
ラスター彩の蓋ものや茶碗。
9月13日~17日
鈴木陽子(陶)
かわいい磁器の陶箱。
9月27日~10月1日
TITOSE
「文字の息」
ルーサイトでも一度展示してくれている、孤高の書家、TITOSE。
Higureでの展示から2ヶ月。どういう展示になるか楽しみ。
10月4日~8日
富田啓之(陶)
織部や金彩の使える器から大きなオブジェまで。
油屋の詳細はこちらのページからご覧いただけます。
http://www.aburaya-project.com/
霧雨の降る中、追分店がオープンいたしました。
また柳橋とも雰囲気が違う、心地好い空間が出来上がりました。
土地の霊気がとても強いせいだと思います。
初日は地元の方たちに加え、東京からも大勢みえ、17時の閉店まであっという間に楽しく過ぎました。
7月20日プレオープンの日。次の日のグランドオープンに向けての最後の追い込み。

何とかギャラリーの体裁が整った初日。

まだ絵は掛けられないのですが・・・

ワーキングスペースから見た書院造をそのまま活かしたショーケース裏。

右手の兎の置物のように、ホップステップジャンプといきたいです。

ちょうどすぐ脇に泉が湧いています。そこに佐藤比南子さんの作品が、まるで水神の霊を慰めるようにかかってます。

油屋の詳細はこちらのページからご覧いただけます。
http://www.aburaya-project.com/
昨日で10年続けてきた、ルーサイトギャラリーの「川開き」も無事に終わりました。
五日間でのべ200名ものお客様にお越しいただきました。
毎年お会いする常連さんや、今年初めていらした方から、来年も是非開催してくださいという嬉しいお言葉を沢山頂戴いたしました。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
「川開き」は普段ギャラリー業務をしているルーサイトが年に五日間だけ「笑月庵」としてお客様と一緒に水神さまをお祀りし、厄落としをする行事です。
水の都市だった江戸の人々は、美味しいものを親しい人たちと飲んだり食べたりしながら合理的に厄落としをしてきました。
津波や水難事故、また最近では大雨のあとの崖崩れなど、自然災害に対しては人は今も昔も無防備です。
今日は余韻にひたる間もなく、早速後片付け。
朝からお弁当屋さん、酒屋さん、大工さん(川床の屋根の取り外し)、お蕎麦屋さんがいらっしゃいました。
今年も無事にお支払いが出来てよかったと感慨に浸っています。
来年は4月末~5月はじめにまた川開き開催のお知らせをblogに載せる予定です。
今年満席で入れなかった方はお早めにお電話ください。そして、是非一度「川開き」を体験してください。
柳橋のルーサイトギャラリーは今日から夏休みに入ります。
次回は9月8日からのAncient Eyes展からになります。カフェも開いていますので是非お越しください。
明後日から軽井沢の追分に向けて出発します。
いよいよ追分店が21日よりOPEN! こちらもよろしくお願いいたします。