毎年恒例で、今年で8年目の山田照子さんのニット展です。
年間、一人で60点という、驚異的な数のニットを作り出す山田さん。ゲージは全く測らずに、すべて頭で考えた通りに手が動いていくそうです。
私も着ていますが、既製品のものより暖かく持ちがよい手編みニットは、冬の必需品です。
十月にベルギーで開催された、山田照子コレクションから。ヒエログリフを編みこんだめずらしい一点。
照子さんのニットは、着た人の体型をうまくカバーしてくれます。マネキンが着ているのと、実際に身にまとうのとでは違うのに驚かされます。
真ん中の白いベストは、牛乳の紙パックの繊維で作られています。
マフラーや、手袋などの小物類は、安価(手袋は2000円)なので、いつも最終日を待たずに売り切れてしまいます。
今年も絨毯展の季節になりました。
私にとって絨毯展は冬の始まりを告げる大切な展示会です。
いい絨毯は床面積を引き締め、その部屋にいい気を流してくれます。
一度アンティークの絨毯を敷くと、他のものは敷けなくなります。
是非ご覧になりにいらして下さい。
壁に掛かるのは、120-130年前のウズベキスタンのスザーニ。足元は小さいケルマンのペア(0.73×0.50)
小さいシルクの絨毯が収められたガラスケース
ダイレクトメールに載せたコーカサスの絨毯の前で、今年も元気に説明するモハンさん
部族の絨毯が並ぶギャラリースペース
70年前のトルコのtulu。花柄の可愛らしい柄は珍しい
ギャベの紋様の説明をするアシスタントのユミエさん
50年前のZaherの円形絨毯。モスクの天井から降りそそぐ光のよう
一年に二回、春と秋に開催する「十六夜キモノ展」は私にとって実に「目の毒」な展示会です。
少し頑張れば手が届く値段で、内田美智子セレクションの質のいい着物や帯が手に入るからです。
着物や帯が箪笥に仕舞ってあるだけで何故かワクワクします。
それを出して、着て、人に褒められたりすると着物がますます好きになります。是非内田みち子の着物ワールドでお気に入りの一点を見つけて下さい。
白結城紬袷有栖川紋の着物と、紺本袋帯有栖川紋の帯
銀灰銀杏紋(川島)の帯と、黒白江戸小紋・行儀の着物
とき色綴帯けいとう紋の帯と、鳶八丈格子の着物
震災後初めての出展で、心配しておりました。
昨年もご購入いただいたご婦人がいらして、「震災でほとんどの古いものが壊れたから、もう集めるのは嫌になっちゃった!」とおっしゃりつつも骨董の器を再びお買い上げいただきました。
このことに私もとても励まされました。
なぜなら人はモノからも多くのエネルギーがもらえるから。
好きなのモノに囲まれて暮らすことは人々の心の均衡を得るのに必要だと常々考えているからです。
ちょうど今日で折り返し地点・・・残りの一週間も伊勢丹でお待ちしております。
今日ここが模様替えします。どう変わるのでしょうか?
今年は折敷がよく売れます。狩野進作の栓の丸卓でしっとりとお月見はいかがですか?(市川正人作の楓五稜箸と)
赤いノリタケの酒器セットは杯洗も付きます。
銀や錫の茶托。
4年前から一年に一度伊勢丹新宿店で出展する機会を与えられ、自分のコレクションを中心にルーサイトで扱っているモノを出しています。
ミッドセンチュリーの北欧陶磁器、幕末から大正くらいまでの器、料亭で使われていた30年~40年前の食器、ルーサイトが推奨する陶芸家や木工作家の器や卓類、インドネシアの古布で作った座布団などを、取り揃えてお待ちしています。
初日から大勢のお客様にいらしていただき感謝しております
新しい仕入れも見られる北欧コーナー
中国の清朝の魚型の向付は表情が違っておかしい
今回の催しのために一年がかりで集めてきた、江戸から昭和の食器たち
昨年に続き、今年もボクーのバッグが登場します
今年は大物の李朝膳を出展している、木工作家の狩野進
ルーサイトでの初個展を終えたばかりの、小林敦の碗類や皿類
今年、初登場の佐藤敏夫の斑唐津と織部鉢
これから2週間、25日まで開催しております。
マーケットプライスで出していますので、新宿についでがある人もない人も会期中に一度是非お立ち寄りください。
隔年での「野田芳直の世界」も今年で5回目。
ルーサイトギャラリー・10周年に合わせてすばらしい作品が揃いました。
鎮魂のために作られた大文字五山送り火をあらわした「精霊茶碗」は心にせまりくる迫力があります。
美しい濃淡の出ている茄子釉たたら花入
土壁には長男、野田耕平のアクリル画(今年の12月8日から15日にルーサイトで2度目の個展を開催します)
晩夏から秋をあらわした「釉彩茶碗」
最後の窯焚きで焼き上げた、戦国武将の花押の入った筒茶碗
(上から2段目右:織田信長の花押、三段目右:石田光成の花押)
角皿や平茶碗の入ったガラスケース
大文字五山送り火「妙法」が鉄釉で書かれている「精霊茶碗」
子を想う親の優しさ、哀しさをあらわした能の「大原御幸花入れ」
左の茶碗は銘「熊野古道」、右の茶碗は銘「初雪」
野田芳直展特設caféも2階にて開いています。スカイツリーを眺めながらの一服をお楽しみ下さい。
ようやく念願かなって、小林敦さんの展示会を開くことが出来ました。
以前、鎌倉の白萩さんで見た、抽象絵画を粘土に閉じ込めたような、氏の力強い作品が忘れられず、いつかはルーサイトギャラリーで小林さんの個展を開きたいと思っていました。
いらっしゃいませ。
一階のギャラリー風景
大皿や花器など存在感のある焼き物が並ぶ二階
ひとつとして同じものがない茶碗
小さなぐい呑みもお茶碗に見えるくらい力強い
初日の夜、水晶を型どった花器たちが並ぶ
大勢の女性ファンに囲まれる作家(手前)
茶碗談議に花が咲く
正面、白磁の女体オブジェはドキッとするほどカッコいい!
小林ファンを虜にするキガプレート
25日、日曜日まで開催しております。秋の川風にあたりにいらしてください。
来年の秋は新しく移転した、鎌倉の「白萩」で開催するので是非お越し下さい。
http://www.shirahagi.jp/
ちょうど、一年前のAncient Eyesからブログをはじめました。試行錯誤しながら続けてきました。一番最初のブログを見ると、気負が感じられて恥ずかしいです。
これからも、ブログで展示会情報を発信していきますので、興味がありましたらお店の方に足をお運びください。
Ancient Eyesは今回で4回目です。掌に何個も乗りそうなほど小さなビーズや破片の中にさえ、古代人の感性がピリリとつまっている古代ガラス。その魅力をジュエリー作品の中でお楽しみください。
ローマ時代からササン朝ペルシアのモザイクガラスビーズを加工したシルバーやゴールドのリング。
ローマのモザイクガラスの18金とシルバーペンダント。緻密な幾何学文様に当時のガラス工芸の技術の高さがうかがえる。
ヘレニズム時代の容器をジュエリー加工したもの。(ヴァンホー作品)
ローマ時代の銀化ビーズ。
モレッティ社の1920年代のビンテージビーズ。
1900年初頭、ヴェネチアの美しいアヴェンチュリンビーズネックレス。
本日からのカフェの目玉は2種類のタルト(イチジクとカスタード)。まだ、暑いので今月はかき氷も召し上がっていただけます。和三盆で煮た自家製の小豆を使った宇治金時もご賞味ください。
7月19日~8月末日までは夏休みになります。
夏休み明けのカフェ営業、及び企画展は、9月10日(土)から15日(木)までの“Ancient Eyes”展(古代トンボ玉によるアクセサリー展)が最初となります。
暑いので熱中症にはくれぐれもご用心ください。
川開き骨董市へようこそ。
奥でお客さんをお迎えする、ロータスブルーの渋谷さんと、ATLASの飯村さん。
それぞれ持ち寄った商品が、18世紀イギリスの大テーブルの上に並んでいます。
川開きは、厄落としのお祭りなので、皆さまに福をおわけしたく、お買い得品を揃えています。
ヨーロッパの陶器などが並ぶ、昭和の薬棚です。
初日限定だった、2階ビアガーデンの風景。
川開きの練習と称して、皆でビールをジョッキで頂きました。
明日からの本番の5日間、頑張ります。