絨毯展はルーサイトギャラリーで一番古い展示会です。
絨毯コレクターのモハンさんとは15年来のお付き合いをさせていただいてます。
先週末、神戸のモハンさんのお店(シェヘラザード)に行ってまいりました。
今年は特に小さなサイズのいいものに焦点を絞って集めたようで、
いい仕入れになっていました。
DMに使ったケルマンやビジャーなども小さくて力強いものです。
この他にもトルコやベルーチ、コリアイのいいものが入っていました。
小さいけど迫力のあるアンティークタブリーズ(0.86×0.6)、鶴と亀が合体した空想上の動物。

ジョザーン、ビジャー、マラヤー、サルーク、小さいプシュティの絨毯が並ぶ。

見方を丁寧に説くモハンさん。

お客様に説明する。モハンさんのアシスタントの木津川さん。

後ろにかかる青いシルク絨毯は、エスハギという作家によるもの。

ルーサイトを埋め尽くす部族の絨毯。

17日(水)の19:00までなので、絨毯ワールドにひたりにいらしてください。
伊勢丹展に出展し好評を博した小林敦さんの個展が、鎌倉の小町通り「白萩」(昔から知っている、古美術コレクター屋島さんのお店)で行われます。
新作の鉢や、お茶碗も面白いものが出ています。
11月20日から始まりますので、詳しくは白萩のホームページ(http://www.shirahagi.jp/)でご覧ください。

ルーサイトマーケット in ISETANも、いよいよ、残すところ23(土)~26日(火)の4日間となりました。
今回も商品のご紹介をさせていただきます。

北欧陶器のコレクションのコーナーです。
1920年代~60年代の一点物ばかりで、すでに閉窯している、サクスボー窯やパルシュウス窯は、今ではあまり見られなくなりました。

インドネシアのティモールや、ラオスの古い布を小さい座布団に仕立てたものです。

和骨董も、ギャラリーから毎日新しいものを持ってきています。
最終日まであとわずか、この機会をお見逃し無く!
おまたせいたしました。
一年に一度のルーサイト伊勢丹展が水曜より始まりました。
始まってから2日が経ちましたが、おかげさまで多くのお客様にいらしていただいています。


口径11cmのG.Bogelundの蓮紋茶碗です。旅茶碗にどうぞ。

戦前のブタさんです。いい面構えです。

今回の目玉のビヨン・ヴィンブラッドのコーナー

10月26日(火)まで、新宿伊勢丹の5階で出店しています。
是非、遊びにいらしてください。
年に二度、開催している内田美智子さんの十六夜キモノ展(秋は袷、春は絽や、単衣ものを中心に)。
2010年10月08日(金)~10月10日(日)まで、
時間は11:00~18:00(最終日16時まで)です。
女物の帯が並んだ、キモノ展風景。奥にある青い間道は私のお気に入り♪

今回は男物の袴や羽織、袷とのアンサンブルが超お買い得!!
中でも某家から出た上質の仙台平の袴が目玉です。

1階ギャラリースペースでは手描き友禅作家の中野スズミさんがオリジナルの帯上げや半衿を展示しています。
詳しくは彼女の、染もの 中野のHP(http://www.k3.dion.ne.jp/~nak)をご覧ください。

一階のカフェ風景。
お好きなお席へどうぞ。
ショーケースには北欧の茶碗が・・・

今月13日から新宿伊勢丹5階の和食器売り場に出店します。
今年で3年目ですが、毎年お客様とのいい出会いがたくさんあるので、楽しみです。
写真はデンマークのビヨン・ヴィンブラッドの器が積まれた準備風景。
1946~56年の間に作られたものがほとんどです。たまたま安く買えた今回の仕入れ。
お客様にお返しが出来るので嬉しいです。

たっちゃん、別名ルーサイトのマダムキラー。
大きな瞳に見つめられると幸せな気持ちになれます。
実際に体験なさりたい方は是非カフェのある日にお越しください。
三分の一の確率で出会えます。
ちなみに伊勢丹では会える頻度がかなり増えます。

小林 敦さんの新作がたくさん届きました。
氏の作品は飯碗でもお茶碗として使えます。
初期伊万里と同じ、生掛けの製法で釉薬を掛けるので、使えば使うほどいい味になります。
我が家でも毎日ご飯茶碗として使っています。特に混ぜご飯のときに真価を発揮します。
伊勢丹で実際にお手にとってご覧ください。


今回の陳列は、全て鈴木さんにやっていただきました。
スペースのとり方が絶妙です。
鈴木卓さんは、オブジェも食器も、どちらかにかたよることなく両方バランスをとって作ってゆきたいといいます。

今までは白釉の食器が多かった鈴木卓さんが、今回はマンガンをたくさん含んだ黒い釉薬の器を作っています。
白和えなどの食べ物がはえそうです。

今回の搬入の時に、一番インパクトのあったオブジェがこれです。
ウニの殻のような丸い形に、心癒されます。
今回、ブログを始めることになりました。
展示会ごとに気付いたこと、見どころを紹介していきます。
羽原さんの装身具の起源をたどる、Ancient Eyes 展は今回で3回目となります。

テーブルの上は、岡山のジュエリー作家、ヴァンホーこと内山貞和氏と、主催者の羽原恵子氏によるコラボ作品。
インダスやメソポタミアの石や印章を加工してペンダントにしています。今回はインダスがテーマです。

この写真のネックレスは、インダス文明からササン朝ペルシャ時代のエッチ・ド・カーネリアンを素材にしたジュエリー作品。
ガラス発見以前は動物の骨や牙や天然石を加工して護符として身につけていました。
赤いカーネリアンは、青いラピスラズりと並び古代を代表する貴石です。
カーネリアンとは低温で焼かれた赤みを帯びた石で、草木の汁で模様を描き、焼きつけたものをエッチ・ド・カーネリアンと呼びます。
装身具用のビーズや護符、印章として加工された起源はインダス文明で、メソポタミア、エジプト、ローマ、ササン朝ペルシャなど広範囲な遺跡から発掘されています。